これからも安心できる商品を
社員一丸となって届けていきたい

2017年 中途入社 赤間 大輝 技術本部/品質管理部

商品の安全安心を守る、それが私の仕事です

私は品質管理部の分析課に所属し、主に工場の衛生管理や製品の微生物検査を行っています。具体的には製造ラインを日々確認して洗浄や殺菌方法などを管理。当日製造されているものからサンプルを抽出して菌種や数などが基準値内かどうかを調べています。

入社して1年が経ち、製品の微生物検査だけでなく、原料についても任されることが増えて仕事の面白さを感じているところです。一方、製造ラインの確認は今も気の抜けない仕事の一つ。ラインの大きな変更は報告されますが、簡単な部品交換は特に報告がなく、日常的に行われることがあります。そうした変化でも菌が混入することがありますから、品質管理部としては、部品が新しくなっていないか、今まで使っていなかったものがないかなど、常に緊張感を持ってラインをチェックするように心掛けています。

歴史あるソウルフードを作っている誇りを胸に

仕事をしていてうれしいのは、やはり自社商品が店頭に並んでいるのを見るとき。私は中途入社で、以前も食品メーカーに勤めていたのですが、そこは海外向けの商品やPB商品(生産受託)の製造がメインだったため、自社商品をなかなか見かける機会がありませんでした。ベル食品の商品は北海道のどのスーパーに行ってもほとんど置いてありますから、見かけるたびに頑張ろうという気持ちが湧いてきます。何より北海道のソウルフードメーカーとして地域に根づいている商品を作っている一員でいられることに誇らしさを感じています。

前職が同業種だったので、すぐに活躍できるかなと正直高をくくっていた部分もありましたが、ベル食品は歴史が違いました。衛生管理に関しても過去のデータが膨大にあり、その上で基準値の厳しさや品質を維持するレベルが高い。活躍する以前に仕事を覚えるだけで精一杯で、今思い返すと自分の考えの甘さに失笑しますし、入社してあらためてベル食品のすごさを実感しました。

社員一人ひとりに息づく、“良い商品”への思い

夏は高温多湿となり、どうしても衛生上のトラブルが多発してしまいます。以前、汚染の原因をなかなか解明できず、生産部の方々に何度も何度も洗浄をお願いしたことがありました。原因判明に時間がかかったことで作業再開が遅くなってしまって。本来であれば自分が責められるところを生産部の方々から「無事に解決できた!ありがとう!」と感謝されたのが今も忘れられず、良い商品を送り出したいという思いが社員一人ひとりに根付いていることに感動しました。

安全安心の徹底を求める品質管理部は、ともすると工場を管理する生産部から口うるさいイメージをもたれがちです。作業工程や作業チームの事情を把握して的確かつ円満にコミュニケーションを図る上司は憧れの存在ですし、自分も一日でも早く同じように接することができるようにと日々努力を重ねていきたいです。

SCHEDULE一日の流れ

  • 08:00出社
    毎朝、始業30分前に出社しています。常にキレイな環境で仕事ができるよう、検査室内やデスクまわりを掃除します。
  • 08:20品質管理部での朝礼
    分析課と品質管理課で簡単なスピーチと連絡事項を確認します。
  • 08:30工場内製造ラインの確認
    その日に生産される各製品のラインや使用される機械を確認。チェックした状況を記録します。
  • 09:30微生物検査結果の報告
    前日までに行った微生物検査結果を確認し、報告書を作成して上司に提出。何らかの汚染があった場合は顕微鏡などで菌を観察します。
  • 11:00工場内で新製品製造の立合い
    新製品が製造される際は、一連の作業が微生物的に問題ないか製造現場で確認します。
  • 12:00昼休み
    お昼は自宅からお弁当を持参。食べた後はデスクでゆっくり体を休めます。
  • 13:00分析課スタッフでの打ち合わせ
    製造予定をもとに、翌日の検査の予定を打ち合わせます。
  • 13:30微生物検査
    工場で当日製造している製品のサンプルを抜き取り、微生物検査を行います。
  • 17:00データの整理
    その日行った微生物検査の内容をノートにまとめます。
  • 18:00退社
    片付けや翌日の準備が終わり次第、帰宅します。

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